電気自動車はハイブリッドカーと違いエンジンを積んでいませんから、自ら発電することができません。
つまり、バッテリーに蓄えられた電気がなくなれば走行不能になってしまうということです。
そのため、バッテリーの電気がすべてなくなる前に、充電スタンドでバッテリーに充電する必要があるのです。
電気自動車の充電設備ですが、最近のマンションなどの集合住宅では、充電スタンドが1基か2基設置されていることが多くなっていますが、特に戸建ての場合は、新たに充電設備を設置する必要があります。
電気自動車の充電スタンドには、8時間かけてゆっくりと100%まで充電する普通充電器と、30分で80%までスピーディーに充電する急速充電器があります。
普通充電器と急速充電器の設置費用は以下です。
普通充電器 | 急速充電器 | |
---|---|---|
充電スタンド | 60~95万円 | 200~500万円 |
設置工事費用 | 30~100万円 | 100~700万円 |
合計 | 90~195万円 | 300~1200万円 |
以上のように、充電スタンドと設置工事費用を合計すると、普通充電器で90~195万円、急速充電器で300~1200万円かかるということがわかりました。
はっきり言って高すぎです...(^^;)
充電スタンドだけでこれだけかかりますから、別途電気自動車代も含めると価格的なメリットはほとんど皆無に等しいです。
しかし現在、エコカーの推進運動により、電気自動車だけではなく充電スタンドの設置費用についても、補助金がでるようになっています!
充電スタンドの設置費用については、現在、国(次世代自動車振興センター)と、各自動車メーカーから補助金がでます。
国からは、充電スタンドの購入費および設置工事費の2/3が補助されます。各自動車メーカーからは、トヨタ・日産・ホンダ・三菱などの自動車メーカーから、最大170万円が補助されます。
国からの補助金と各メーカーからの補助金を使うと、結局いくらで充電スタンドが設置できるのか、計算してみました!
普通充電器 | 急速充電器 | |
---|---|---|
充電スタンド | 60~95万円 | 200~500万円 |
設置工事費用 | 30~100万円 | 100~700万円 |
合計 | 90~195万円 | 300~1200万円 |
国から2/3の補助金 | 60~130万円 | 200~800万円 |
各メーカーの補助金 | 最大40万円 | 最大170万円 |
実質負担金 | 0~25万円 | 0~230万円 |
※ 充電スタンドと設置工事費用については、機種や設置業者により若干異なります。
上表のように、充電スタンド代と設置工事費を合計すると、90~1200万円という多額のお金がかかりますが、国と各メーカーからの補助金がでますので、実質負担する金額は、普通充電器の場合で0~25万円、急速充電器の場合で0~230万円まで減らすことができるということです。
この程度の金額であれば、一度設置すればず~っと使えるものですから、一般的なユーザーでも購入を検討することができると思います(^^)
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