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車名 | ミニキャブ・ミーブ トラック | |
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メーカー | 三菱 | ||
JC08モード 一充電走行距離(km) |
110km | ||
エコカー減税 | 100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1820 | 荷室長×荷室幅×荷室高(mm) | 1940×1415×290 |
駆動用バッテリーの種類 | リチウムイオン電池 | 総電力量(kWh) | 10.5kWh |
< グレード・価格 > | |||
VX-SE | 1,858,000円 |
三菱の軽専用EVシステムをトラックに搭載させたモデルが、MINICAB MiEV トラックです。
軽トラックのEV((Electric Vehicle:電気自動車)は国内で初めての販売ですが、じつは意外と需要が多く、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンにはないメリットがあります。
原動力は100%電気のため、CO2やPMなどの排気ガスをまったく排出しないので、環境保護地や施設内にも乗り入れが可能であること、野菜や果物の運搬にも排出ガスがかかる心配がなく衛生的であること、モーター駆動のため静粛性が高く、早朝や深夜でも近隣に迷惑が及ばない、などの利点があることから、商用ベースにMINICAB MiEV トラックを導入する例が増えています。
気になるのは荷台に荷物を積んだ時のパワーですが、Y51型モーターの最高出力は30kW(41PS)と、自然吸気の軽自動車ガソリンエンジンを上回り、最大トルクは196N・m(20kgf・m)とコンパクトカー以上のパフォーマンスを発揮します。
最大積載量は350㎏ですから、十分なパワーを持っているといえます。
三菱にはガソリンエンジン仕様のミニキャブトラックがありますが、モーターやバッテリーなどEVユニットをガソリン車と同じ床下に配置したため、ガソリン車とまったく変わらない積載性能を確保しています。
リンゴのコンテナは48ケース、ミカンコンテナは54ケース、ビールケースは60ケースを積むことができます。
トラックの場合、荷物の積載状況と路面状況によってブレーキやサスペンションの効き具合が変わることがあります。
スリップ防止のためにアンチロックブレーキシステムや、凹凸路でもしっかりとタイヤを接地させるトラクションコントロールが標準装備されている点は、大きな特色です。
商用トラックなのでインパネ類に加飾は一切なく、必要最低限の装備しかありません。
電気自動車と感じさせるのはメーター回りとセレクターポジションだけなので、ガソリンエンジン車からEVを意識することなく乗り換えられる点が特徴です。
セレクターレバーは一般的なオートマチック車と変わりありません。ポジションはパーキングの「P」、リバースの「R」、ニュートラルの「N」、ドライブの「D」まで同じですが、「Eco」と「B」があるのがEVらしい点です。
Ecoはバッテリー消費を抑える走行性能となり、Bは減速時に発生するエネルギーを電気に変換させて充電する回生ブレーキポジションとなっています。
総電力量は10.5kWhで、JC08モードによる一充電走行距離は110kmとなっています。
一充電にかかる時間はAC200V(15A)で約4.5時間、AC100V(10A)で約14時間、急速充電を使うと約15分で80%の充電が可能となります。
充電はEV充電用AC200Vコンセントに標準装備されている充電ケーブルを接続するだけですが、自宅にEV充電用AC200Vコンセントを設置するか、EV用普通充電スタンドまで充電に行く必要があります。
またAC100Vでも充電が可能ですが、充電するためには家庭用コンセントではなく専用配線と充電用コンセントが必要になります。
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